北京の坂本龍一展「觀音聽時|Seeing Sound, Hearing Time」(2021)について:キュレーターの難波祐子さんに聞く

1/24(火)23:00-23:30「むんぱれTuesday」

第4週『毛利嘉孝のアート・リパブリック』

2023年最初の「アート・リパブリック」は、ゲストにキュレーターの難波祐子さんをお迎えして、難波さんが2021年に日本側キュレーターを担当した坂本龍一さんの北京の展覧会「坂本龍一:觀音聽時| Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」についてお話を伺います。

M WOODS Museum (木木美術館)(北京)©︎MWOODS

 

Ryuichi Sakamoto + Shiro Takatani, LIFE – fluid, invisible, inaudible…, 2007/2021, Installation view,  ‘seeing sound, hearing time’, courtesy M WOODS HUTONG, Beijing, 2021.

Photo by M WOODS photography team

 

昨年末にNHKのスタジオで収録したピアノ曲を繋いだオンラインライブ「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」を配信し、この1月には6年ぶりのオリジナル・アルバム『12』を発表するなど、あらためて坂本龍一に注目が集まっています。北京で開催されたこの展覧会は、高谷史郎や真鍋大度、Zakkubalan、映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンとのコラボレーションによる、坂本龍一の過去15年間の主要なインスタレーション作品を集めた過去最大規模の展示で、コロナ禍にもかかわらず9万6千人もの入場者を集め中国では大きな話題となりましたが、この時期日本からの渡航がほとんどできなかったこともあり、日本で紹介される機会があまりありませんでした。

今回は、キュレーターの難波さんに北京で展覧会が開催された経緯やその時の様子、中国での反応などいろいろとあらためて聞いてみたいと思います。お楽しみください。

  

難波祐子(なんば・さちこ) Photo: Kenichi Aikawa

キュレーター。弘前れんが倉庫美術館アジャンクト・キュレーター。東京藝術大学キュレーション教育研究センター特任准教授。東京都現代美術館を経て、国内外での展覧会企画に関わる。著書に『現代美術キュレーター・ハンドブック』『現代美術キュレーターという仕事』〔ともに青弓社〕など。企画した主な展覧会に「こどものにわ」(2010, 東京都現代美術館)、「呼吸する環礁:モルディブ-日本現代美術展」(2012, モルディブ国立美術館、マレ)、「坂本龍一:seeing sound, hearing time」〔2021, M WOODS Museum | 木木美術館、北京〕など。

 

★RadiCro 「むんぱれTuesday 」
1/24(火)23:00-23:30  リアルタイム聴取はこちらから

 ★タイムフリー放送:
下記の期間中、 「むんぱれTuesday」ページの「前回の放送」でお好きな時間に聴けます。1/31(火)~2/12(日)

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